新たな輸送用保冷コンテナの開発に協力しています。

2025年5月28日、新商品の取材が当社センターで行われました。

取材風景①
取材風景①
取材風景②
取材風景②

日本通運株式会社様、タイガー魔法瓶株式会社様、岐阜プラスチック工業株式会社様の三社が協業し、高性能保冷輸送器材を開発しました。新商品は①真空断熱リーファーコンテナ、②真空断熱プロテクトBOX、③真空断熱ロールBOXです。当社ではその実証実験に協力してまいりました。

新商品は、タイガー魔法瓶株式会社様が開発したステンレス密封真空断熱パネルを使用し、パネル内部を真空状態にすることで熱伝導を極めて低く抑えています。この断熱パネルに、岐阜プラスチック工業株式会社様の軽量・高強度素材である樹脂製ハニカムパネル(TECCELL)を組み合わせた断熱ユニットパネルを採用することで、貨物自体の温度を活用し庫内温度を維持することが可能となりました。これにより、ドライ貨物と保冷貨物の積み合わせ輸送を実現する画期的な商品となっています。

さらに、貨物自体の温度を利用することで電力使用量とCO2排出量の削減につながり、環境負荷の低減にも貢献する輸送器材です。

今回、新商品の取材が当社の本社物流センターにて行われ、実証実験の様子が2025年5月28日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」で紹介されました。

現在、新商品は関西万博の輸送に活用されており、当社も万博会場への商品配送において真空断熱プロテクトBOXや真空断熱ロールBOXを使用しています。

当社は今後も物流業界の発展に寄与し、CO2排出量削減に貢献する物流サービスの提供を目指してまいります。

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